堂寺児童公園
アップデート:2026/01/02

堂寺児童公園は、地形が主役として腕を振るう、実にぜいたくな場所である。傾斜をそのまま受け入れ、人研ぎ滑り台が走り、上から下へと身体を導く。滑るたびに視界が切り替わり、公園が立体であることを思い知らされる。
足元を変えれば岩が現れ、探検気分を誘う一角があり、さらに進めばタイヤと土管が並ぶ無骨で愉快なエリアが待っている。用途不明のようでいて、想像力だけは際限なく広がる。その合間に、青い「らくだん」が静かに揺れ、見慣れた色彩の世界に小さな違和感を残す。
斜面、素材、遊具が折り重なり、訪れる者はいつの間にか全身で公園を味わうことになる。ここは歩くだけで冒険が始まる、地形ごと楽しむ公園である。










