枝川橋第四児童遊園
アップデート:2026/05/21
枝川橋第四児童遊園は、川を挟んで向かい合う枝川橋第三児童遊園の兄弟のような存在である。こちらへ足を向けると、向こう岸とはまた違った空気が流れており、園内にはカラフルな複合遊具が据えられて、軽やかな賑わいを予感させている。色彩の重なりはどこか陽気で、川沿いの景色に小さな祝祭の気配を添えている。
だが、訪れた折にはちょうど工事中で、公園は静かな仮眠の最中にあった。囲いの向こうに見える複合遊具は、まだ本来の役目を始めておらず、色だけが先にこちらへ届いてくる。その未完成の風景を眺めていると、遊べなかったはずなのに、不思議と想像ばかりが膨らんでいく。
川を隔てた兄弟公園という構図もまた心をくすぐる。片方を訪れれば、もう片方が気になり、未完成のまま立ち去れば、なおさら次を確かめたくなる。気づけばこの公園は、「また訪れたい」という静かな宿題を、そっと胸の内へ置いていくのである。


