小田良川公園
アップデート:2025/04/30
この公園では、まず丘を見上げることからすべてが始まる。人工の起伏が小さな冒険心をそそり、その頂から滑り台で一気に滑り降りるとき、誰しもが重力と戯れる哲学者になる。
アスレチックはあくまで自然体で配置され、子どもも大人も等しく世界の複雑さを身体で学ぶことになる。
そして公園の片隅には、竣功を記念した金色の日時計が静かに時を刻んでいる。その豪奢さは、空の動きを一身に引き受ける覚悟の現れ。
すべてが静かに、しかし確かに意味を持って並んでいる。