錦糸公園
錦糸公園に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは「ロケットステーション」と呼ばれる巨大遊具である。周囲にはオフィスビルが立ち並び、その先には東京スカイツリーが空へ伸びている。それでも、この遊具は決して景色に埋もれない。子どもたちの目には、きっとスカイツリーと同じくらい大きな存在に映っているのだろう。
その姿は、遊具というより地上に不時着した宇宙船のようであり、近づけば自然と冒険心が刺激される。登り、渡り、見下ろすうちに、いつの間にか都会の真ん中にいることを忘れてしまう。地上数メートルの高さで風を受けているだけなのに、遠い惑星への旅の途中のような気分になるのだから不思議である。
ひとしきり遊んだあとは、噴水広場でひと休みしたい。水の音を聞きながらベンチに腰を下ろしていると、慌ただしい街の時間が少しだけ遠ざかる。思いきり遊ぶ時間と、ゆっくり過ごす時間。その両方が揃っているからこそ、錦糸公園は何度でも訪れたくなるのである。

















