雷神山児童遊園 | 港区公園探訪

雷神山児童遊園

雷神山児童遊園

雷神山児童遊園は、ただの遊び場と呼ぶにはあまりに霊的で、不思議に満ちた場所である。かつて疫病を鎮めるために祀られたという神社の気配が、今も土の匂いのなかに微かに残っている。

中心には雷神の碑が石の沈黙を湛えて鎮座し、子どもたちはそのまわりで複合遊具に登り、砂場に夢中になりながら、知らず知らず神域を巡っている。
かつての参道は静けさを抱きながら続き、公園全体が時の向こうから浮かび上がってきたような幻惑を漂わせている。

雷神山児童遊園

 

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2007年

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雷神山児童遊園

  • 所在地:港区白金六丁目5番10号
  • 面 積:990.25平方メートル
  • 開園日:昭和25年11月15日 今年目
雷神山の由来
慶徳年間(1084-1087)疫病流行の折、これを鎮めるため雷神を祀った雷(いかずち)・神社が建てられた。以来この土地は雷神山と呼ばれ、病気平癒を祈願して多くの人々が参拝するようになったという。戦後、氷川神社に合祀され児童遊園として生まれ変わった現在、雷神山の地名と参道の桜並木にその名残を留めている。(案内版から)
update: 2025年4月10日