竪川第一公園(てんとう虫公園) | 公園探訪PREMIUM

竪川第一公園(てんとう虫公園)

アップデート:2026/06/13
竪川第一公園(てんとう虫公園)

竪川第一公園には、一匹の巨大なてんとう虫が棲んでいる。

それは草むらに身を潜めるような小さな虫ではない。堂々と空の下に姿を現し、訪れる者たちを待ち構えている。子どもたちはその背によじ登り、高みを目指し、そして風を切って滑り降りる。まるで巨大な生き物の背中を借りて、束の間の冒険へ旅立つかのようだ。

てんとう虫は黙っている。

けれど、その沈黙には不思議な力がある。登る者には空への憧れを与え、滑る者には地上へ帰る歓びを与える。何十年ものあいだ、そうして無数の子どもたちを見送ってきたのだろう。

ふと視線を遠くへ向ける。

その先には線路がある。

列車はいつも通るわけではない。だからこそ、人は待つ。もしかしたら今日、JR貨物が姿を現すかもしれない。荷を運ぶ長い編成が静かに現れ、この街を横切っていくかもしれない。

来るかもしれない。

来ないかもしれない。

その曖昧な期待が、線路の向こうに小さな物語を生む。

巨大なてんとう虫の背中に立ちながら、遠くの線路を眺める。足元には遊びの世界があり、視線の先には旅の世界がある。

竪川第一公園は、公園でありながら発着駅でもある。

子どもたちはてんとう虫に乗って冒険へ出発し、大人たちは通り過ぎるはずのない列車を待ちながら、少しだけ空想へ出発する。

赤い背中は今日も静かに陽を浴びている。

いつか来る列車のために。

そして、次の冒険者のために。

竪川第一公園の主役

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テントウ虫のいろいろ

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竪川第一公園の遊具たち

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竪川第一公園、通称てんとう虫公園へ足を踏み入れると、まず巨大なてんとう虫が現れる。その姿は昆虫というより、もはや公園の守護獣である。その場に鎮座する様子には妙な威厳がある。

竪川第一公園(てんとう虫公園)

竪川第一公園、通称てんとう虫公園へ足を踏み入れると、まず巨大なてんとう虫が現れる。その姿は昆虫というより、もはや公園の守護獣である。その場に鎮座する様子には妙な威厳がある。

もちろん、このてんとう虫は眺めるだけの存在ではない。登ることができるし、滑ることもできる。子どもたちは背中をよじ登り、高みを目指し、そして勢いよく地上へ帰還する。その様子を見ていると、てんとう虫というより小さな山のようにも思えてくる。

しかし、この公園の楽しみは遊具だけではない。周囲へ目を向ければ線路の気配が漂っている。運がよければ、あるいは運命の歯車がうまく噛み合えば、JR貨物の列車が姿を現すかもしれない。旅客列車とは少し違う独特の存在感を持つ貨物列車を待つ時間には、どこか宝探しに似た高揚感がある。

巨大なてんとう虫に登りながら、線路の向こうへ目を凝らす。遊具の冒険と鉄道への期待が同時に楽しめるのである。

竪川第一公園は、てんとう虫の背中を拠点にしながら、いつ現れるかわからない列車を待つことのできる、小さな探検基地なのだ。

  • 所在地江東区亀戸一丁目15番10号
  • 面 積1,537.94平方メートル
  • 開園日昭和39年7月1日 今年目

竪川第一公園(てんとう虫公園)が出来た頃の出来事

6月19日 - 太平洋横断海底ケーブル完成。池田勇人首相とリンドン・ジョンソン米大統領が初通話。
6月20日 - 大月みやこ、キングレコードより『母恋三味線』でデビュー。
6月22日 - 日米航空交渉開始。
6月25日 - カトリック教会、経口避妊薬の使用を非難する声明を発表。
7月1日
母子及び父子並びに寡婦福祉法公布・施行。
日本国外務省、パスポート発給業務を都道府県に移管。
7月2日 - リンドン・ジョンソン米大統領が1964年公民権法に署名。
7月6日
マラウィ、イギリスからの独立を発表。
下山事件が時効になる。
7月13日 - TBSラジオで『全国こども電話相談室』放送開始。
(1964年 - Wikipedia)

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投稿日:2026年6月13日

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