一葉記念公園

アップデート:2026/08/07

一葉記念公園

この場所では、公園のベンチまで樋口一葉の世界に参加している。
園内で目を引くのは、人力車をかたどったユニークなベンチだ。腰掛けるための設備なのだから、普通のベンチでも役目は果たせる。それをわざわざ人力車にする。そのひと手間が実にいい。座って休んでいるだけなのに、ほんの少し昔の東京へ連れていかれるような気分になる。

公園には「一葉女史たけくらべ記念碑」があり、一葉桜をはじめ、樋口一葉にゆかりのある植物も植えられている。さらに滑り台にも人力車をモチーフにしたイラストが描かれ、歴史を難しい説明だけで伝えるのではなく、遊びの風景へ自然に混ぜ込んでいる。子どもは滑り台で遊び、大人は記念碑に足を止める。同じ場所にいながら、それぞれ違う入口から一葉の世界へ近づけるのが面白い。

隣には一葉記念館があり、公園と一体となって独特の空気をつくっている。樋口一葉は明治の東京を生き、『たけくらべ』などに人々の暮らしや心の機微を描いた作家だ。その作品とゆかりの深い土地で、記念館を訪ね、そのまま公園へ歩いていけば、文学が建物の中だけに収まっていないことに気づく。

記念碑を眺め、一葉桜のそばを歩き、最後に人力車のベンチでひと休みする。ほんの小さな公園なのに、ここでは休憩さえ街歩きの続きになる。急がず腰を下ろしていると、明治の東京が今の街の奥に静かに重なって見えてくるようだった。

一葉記念公園

 

一葉記念公園

 

一葉記念公園

 

一葉記念公園

 

一葉記念公園

 

一葉記念公園

2007年の風景

一葉記念公園

一葉記念公園

一葉記念公園

5000円札の樋口一葉、まあ自分はマンガの「栄光なき天才たち」でしか知識が無いのですが記念公園になるぐらいなので凄い人です

一葉記念公園

動かない人力車

一葉記念公園

安全なブランコ

一葉記念公園

しゃれた砂場

一葉記念公園

さらにしゃれたトイレ

一葉記念公園

未来と過去が同居した公園、「一葉記念公園」です

一葉記念公園

  • 所在地台東区竜泉3丁目19-1
  • 面 積339.52平方メートル
  • 開園日昭和13年5月11日 今年目

現在地から公園までのルートをGoogle マップで表示します。

投稿日:2024年10月23日

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