すみよし台

すみよし台は、その名のとおり暮らしの吉を静かに約束する高台である。かつて恩田や鴨志田、奈良の一部であった土地は、区画整理を経て、穏やかな輪郭を得た。西北に鎮まる住吉神社の気配は、目に見えぬまま町を包み、道を歩く足取りを自然と軽くする。

坂の途中で振り返れば、住宅の屋根が整然と並び、空は大きくひらけている。ここでは日常が騒がしさを忘れ、住むことそのものが目的となる。名前に込められた住みやすさは誇張ではなく、季節の風や夕暮れの光にさりげなく証明される。
訪れる者もまた、この台地に腰を下ろしたくなり、いつしか帰る場所のように感じるのである。

すみよし台の場所

すみよし台・町名の遍歴・由来

昭和51年の土地区画整理事業の施行に伴い、恩田町・鴨志田町・奈良町の各一部から新設した町。古くは都筑郡田奈村、中里村の内であった。平成6年の行政区再編成に伴い、緑区から編入。町名はこの地区の西北側に隣接して大阪の住吉神社から勧請した住吉神社があり、「住みやすい」に通ずることから「すみよし台」と名付けた。
(町名の遍歴・由来 横浜市青葉区)

すみよし台の公園