荏田第三公園 | 青葉区公園探訪

荏田第三公園

アップデート:2025/07/25
荏田第三公園

荏田第三公園に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは、静かに天を仰ぐ小さな富士塚である。その姿はまるで、この地にぽつりと現れた青空の縮図のようで、公園の中心にしっかりと根を張っている。

子どもたちはその周囲でブランコをこぎ、すべり台を駆け下り、富士の裾野でさながら旅をするように遊んでいる。丘の上に位置するこの公園からは、空のひらけた景色がよく見渡せ、風はどこかよそ行きの顔で吹き抜けていく。

かつて富士塚に祈りを捧げた人々の気配を想えば、この公園の時間はただの遊び場ではなく、日々の営みと信仰と空の広がりが折り重なる、不思議な縁側のような場所であることに気づくだろう。

荏田第三公園

 

荏田第三公園

 

荏田第三公園

 

荏田第三公園

 

荏田第三公園

2011年の風景

荏田第三公園

荏田第三公園では富士塚が目立ちます。この荏田第三公園の富士山を囲みブランコなどで楽しめます。高い位置にあるので眺めもなかなかです。

荏田第三公園

 

荏田第三公園

 

荏田第三公園

 

荏田第三公園

荏田第三公園

高低差を利用した公園で階段の散策路があります。(青葉区HP)

荏田第三公園のある荏田町の由来
昭和14年の横浜市へ編入の際、山内村大字荏田から新設した町。古くは都筑郡荏田村であった。明治22年の市町村制施行の際、元石川村・黒須田村飛地と合併して都筑郡山内村大字荏田となる。平成6年の行政区再編成に伴い、緑区から編入。町名は旧村名を採った。地名研究で「エダ」は「湿田」を意味するという。
(青葉区HP)

荏田富士塚
江戸時代に広まった富士信仰に基づき、山体を模して造られた塚です。元は荏田第三公園の南方約20メートルほどの場所にありましたが、ここに再建されました。(公園内案内版)

“荏田第三公園”の遊具と施設

投稿日:2021年6月14日