めじろ台 | 八王子市公園探訪

めじろ台

めじろ台の場所

めじろ台・町名の遍歴・由来

高尾線開業に合わせて造成された住宅地である「めじろ台」の中心駅として開設したことから、「めじろ台」と名づけられる。なお、建設工事時の駅名仮称は、「八王子台」であった。めじろ台の名称の由来は、野鳥のメジロから、とされている。
当地区は、整然と区画されたゆとりある敷地規模の戸建住宅を中心とした住宅街区と、めじろ台駅周辺の商業、共同住宅街区とにより構成され、両街区がほど良い調和をみせた良好な住宅地である。 しかし、近年、単身者用共同住宅の建築や敷地分割等により、住環境の悪化が徐々に進行している。そこで、本計画によりこれらを防止するとともに、緑あふれる調和のとれた健全な住宅地として保全し、発展させる。(八王子都市計画地区計画から)
「京王めじろ台住宅地」は京王高尾線「めじろ台駅」を中心に、四方に広がる大規模住宅地で、全区画が駅から徒歩圏内です。総面積は約94ヘクタール、うち宅地は約57ヘクタール、周辺の自然環境を活かし、道路・緑地に十分なスペースをとった閑静な住宅地です。西にはハイキングコースとしても人気のある霊山・高尾山を望みます。 めじろ台の造成は1965年春に着手し、1967年10月1日、高尾線開業と同時に「駅前の一等地で公共公益施設が完備した質の高い住宅地」として、第1期分譲が開始されました。当時は二週間前から分譲受付の開始を待つお客様も含めて1,000人を超える行列ができていたそうです。 上の写真は第1期~4期分譲時のパンフレットに掲載されていたものです。現在の様子と比べると、建物も少なくまるで違う住宅地のようで、街の変遷がよくわかります。「京王めじろ台住宅地」は誕生からすでに約40年経過しましたが今でも、ここに住まう約2,200世帯の皆様と共に成長を続けています。 (京王電鉄発行「京王電鉄五十年史」より一部抜粋)