清川3号公園へ足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは大きな丸い砂場である。その姿はまるで公園の中心に浮かぶ小さな島のようで、今日も子どもたちの想像力を受け止める準備を静かに整えている。
砂場のそばにはブランコがあり、風を受けながらゆっくりと空へ近づくことができる。その隣ではスプリング遊具が小さく体を揺らし、次の冒険者がやって来るのを今か今かと待っているようだ。遊具は決して多くはない。それでも、それぞれが自分の役割を心得ているかのように、公園の景色へ自然に溶け込んでいる。
足元へ目を向ければ、公園全体をやわらかな緑が包んでいる。その緑は遊具の周囲にも広がり、歩くだけで気持ちがゆるやかになっていく。急ぐ理由はどこにもなく、ベンチに腰を下ろして風の音に耳を澄ませているだけで、いつの間にか時間の流れまで穏やかになっていることに気づく。
そんな清川3号公園がある清川町は、住宅街の中にも緑が息づき、落ち着いた暮らしの風景が広がる街である。その穏やかな空気は公園にもそのまま流れ込み、遊ぶ人にも休む人にも等しくやさしい時間を与えてくれる。気負わず訪れ、気づけば長居してしまう。そんな不思議な居心地のよさを持った公園だ。








