新宿区公園探訪

水野原児童遊園

アップデート:2025/08/04
水野原児童遊園

水野原児童遊園に足を踏み入れると、そこには時を超えた遊びの鼓動が響いている。大正の頃から子どもたちの笑い声を抱きしめてきたこの公園は、今も変わらず息づいている。入口に立つだけで、過ぎ去った時代の午後の光がふわりと舞い降り、心をくすぐる。

プレイウォールには、幾世代もの手が残した擦り傷が刻まれ、砂場は左右に分かれて二つの小さな王国となっている。片方では城が築かれ、もう片方では深い堀が掘られ、子どもたちは砂の戦士や賢者となり、静かなる競い合いを繰り広げる。古びてもなお現役の遊具たちは、時代を知る賢者のようにそこに立ち続け、訪れる者を柔らかく包み込む。ここは、過去と未来が砂の粒ほどの隙間で寄り添う、奇跡のような遊園だ。

水野原児童遊園

 

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水野原児童遊園

 

水野原児童遊園

 

水野原児童遊園

2020年の風景

水野原児童遊園

水野原児童遊園はなかなか
珍しい感じの遊具が揃います。
主役は“プレイウォール”と呼ばれる
緑色のブロックで作られた迷路風遊具。


水野原児童遊園

 

水野原児童遊園

 

水野原児童遊園

滑り台の上からなら全貌がわかります

水野原児童遊園

 

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もう一つは○の1/4の砂場
右派、左派と砂場の派閥争い
それをのんびりした動物たちが和ませます。

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水野原児童遊園のブランコ

水野原児童遊園

 

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水野原児童遊園のトイレ

東京女子医科大学病院横の静かな場所にある公園です。遊具はすべり台や砂場、ブランコなどのほか、プレイウォールが特徴的で、多くの子供連れの方に利用されています。中央では大きなケヤキが木陰をつくっており、訪れる人の憩いの場となっています。(新宿区HP)

水野原遺跡は、江戸時代に紀州藩附家老水野家や尾張藩徳川家などの屋敷のあった場所である。(水野原遺跡 5 – 全国遺跡報告総覧から)

水野原児童遊園

  • 所在地:新宿区若松町5
  • 面 積:661.16平方メートル
  • 開園日:大正14年12月19日 今年目
update: 2020年8月26日2:11 pm

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