余丁町児童遊園は、奇妙な静けさの中に、熱気を秘めている。壁に囲まれた山型遊具はまるで秘密結社の本拠地のようで、内部では小さな冒険者たちが滑り、登り、ぐるぐるとトルネードに巻き込まれる。
グローブジャングルは宙を掴むような不思議な構造で、子どもたちは知らぬ間に空間感覚を鍛えられてゆく。
壁に囲まれた山型滑り台の整列用の柵すら、何やら儀式のように見えてくる。
ここでは日常が少しだけ非日常へと変わる。整った秩序のなかで、子どもたちは堂々と無秩序を楽しんでいる。静かなる熱狂が、今日も壁の内側で繰り広げられている。
余丁町児童遊園は
富久町児童遊園と兄弟のような公園で
遊びはこっちで受け持ちます。
プレイウォール山遊具がメインで
混雑しても大丈夫、整列柵がたっぷりあります。
これから先は富久町児童遊園
プレイウォール、ブランコ、うんてい、シーソーを園内にゆったりと配置しています。サクラやイチョウの高木もあり、季節の移ろいを感じられます。(新宿区HP)
旗本の組屋敷であったところで、この町が4条あったので東大久保四丁目と呼んでいたが、1872年大久保前町と合併したのをきっかけに縁起の悪い「四」を改めて大久保余丁町とし、1911年に余丁町となった。
(余丁町 – Wikipedia)余丁町児童遊園
- 所在地：新宿区余丁町４番
- 面 積：1,453.69平方メートル
- 開園日：昭和26年9月27日 今年目
余丁町児童遊園関連リンク
