みたけ台を代表するみたけ台公園は、住宅地の只中にありながら、どこか別世界の気配を漂わせている。点在する四阿は思索者の休憩所のようで、腰を下ろすたびに時間の歩みが一段落する。遊具は程よく充実し、子どもたちの動線が自然に絡み合う。その中心にある砂場は、地形を生かした凹凸が仕掛けとなり、周囲の遊びと密かに連動して小さな冒険を生む。
同じ柱で支えられたベンチが横一列に並ぶ一角は、人知れず会合が開かれそうな静かな迫力を帯び、風景に物語を宿す。賑わいと静謐が同居するこの公園は、歩み寄る者の心をゆるやかに解き放ち、何度でも足を運ばせる力を秘めている。














