片平日向公園 | 麻生区公園探訪

片平日向公園

アップデート:2025/08/28
片平日向公園

片平日向公園は、陸橋の影を背に、ひっそりと息づく小さな広場である。そこには遊具も噴水もなく、ただいくつかのベンチが置かれているばかり。しかし、その簡素さこそが、不思議な魅力を醸し出しているのだ。子どもの歓声が響くことは少なく、むしろ空を渡る風や車の走る音が、この公園の音楽をつくり出している。

午後の陽が傾けば、陸橋の隙間から差す光がベンチを照らし、まるでひとりの旅人を迎える舞台のようにも見える。ここに腰を下ろすと、都市のただ中にありながら、時間が緩やかにほどけていく。遊ぶためではなく、考え事をするためにある公園。片平日向公園は、心を立ち止まらせるための静謐な空白として存在している。

片平日向公園

 

片平日向公園

 

片平日向公園

2017年の風景

片平日向公園

片平日向公園です

片平日向公園

陸橋を背にした小さな公園です

片平日向公園

あるのはベンチだけで遊具はありません

片平日向公園

片平日向公園

  • 所在地:川崎市麻生区片平2丁目27-1
  • 面 積:135平方メートル
  • 開園日:平成23年3月4日 今年目
投稿日:2017年12月27日

“片平日向公園”の遊具と施設