白鳥公園 | 麻生区公園探訪

白鳥公園

白鳥神社のほとりにひっそりと佇む白鳥公園は、どこか夢の余韻のような場所である。空の下に広がるその一角には、ひときわ目を引く巨大な鉛筆型の遊具が突き刺さるようにそびえ立ち、まるで子どもたちの空想が具現化したかのようだ。その横ではブランコが静かに揺れ、滑り台が陽光を反射している。

だがこの公園を特別な場所にしているのは、隣接する白鳥神社から漂ってくる清澄な気配である。鳥居の奥に眠る神々しさが、公園全体にふわりと落ち着いた空気をもたらし、遊具で遊ぶ笑い声さえもどこか祈りのように聞こえてくる。木々は優しく葉を揺らし、時折吹く風は、神社と公園のあいだを行き来しながら、誰にも言えぬ物語をそっと運んでいる。ここはただ遊ぶための場所ではない。日常と非日常のちょうど狭間に咲いた、静かな空想の余白なのだ。

　

　

　

　

　

　

白鳥公園、ここは「えんぴつ公園」と呼ばれていました。
30年以上前こどもの頃にチャリで
かなりの距離を走って行った公園ですが、
こどもの頃はとても巨大なえんぴつも
このくらいだったのかと
自分の成長とえんぴつのくたびれ具合
にいろいろ考えされられます。
メインは「えんぴつ」ですが滑り台、
ブランコ、山が迫ってきそうな鉄棒、
そして動物たちは木陰で
のんびりするゆったりした公園です。