多摩美こぶし公園
アップデート:2026/09/17
高低差があるなら、滑って移動すればいい。
多摩美こぶし公園を歩いていると、そんな大胆な答えが目の前に現れる。段差に合わせて複合遊具があり、そこからチューブ状の滑り台が下へと伸びているのだ。
普通なら階段や坂道で移動する高さを、ここでは遊びに変えてしまう。
これが実に楽しい。上から下へ行くという単純な移動なのに、チューブへ入った瞬間、それはもう「移動」ではなくなる。公園の地形と遊具がつながり、高低差そのものがひとつのアトラクションになったように見えてくる。
もちろん、滑り台だけの公園ではない。ブランコがあり、スプリング遊具も楽しめる。揺れる遊びもあれば、地形を使って上下する遊びもある。平らな場所に遊具を並べるのとは違い、公園そのものの形まで遊びの一部になっているのが面白い。
さらに園内には、麻生ビューポイント「麻生みはらしの丘」もある。
川崎市麻生区多摩美二丁目。遊具で遊ぶ場所と、見晴らしを楽しむ場所が同じ公園の中に収まっている。
まず上へ行き、チューブを滑って下へ。今度はまた歩いて、みはらしの丘へ。
ここでは高低差が少し忙しい。でも、その上下こそが楽しい。
公園を一枚の平面ではなく、立体で歩いてみたくなる場所だ。












