貝取第五公園は、ニュータウンの緑が最も伸びやかに息づく場所のひとつである。木々に囲まれた園内では、複合遊具が風景の一部として静かに構え、遊びと自然が無理なく溶け合っている。足を踏み入れれば、都会の時間は少し緩み、子どもたちの動きに合わせて空気までもが弾み始める。
園の中央に据えられた大きな日時計は、この公園の象徴だ。ゆっくりと移ろう影は、急ぐことを忘れた時間の流れを教えてくれ、季節の変化さえも静かに示す。石垣に囲まれた砂場では、土と石が物語の素材となり、小さな冒険が次々と生まれていく。
遊び、眺め、深呼吸するうちに、ここが単なる公園ではなく、記憶に残る一日を受け止める器であることに気づくだろう。

















