貝取第七公園は、ニュータウンの奥で静かに呼吸を整えるような場所である。広がるグラウンドは空を大きく引き寄せ、足取りを自然と軽くしてくれる。
その周縁には休憩エリアが丁寧に配置され、遊ぶ者と休む者が互いの気配を邪魔せず共存している。シェルター付きのベンチに腰を下ろせば、風は穏やかに頬をなで、時間は必要以上に進もうとしない。
弁当を広げてもよし、本を開いてもよし、ただ景色を眺めるだけでも十分に満たされる。砂場では子どもたちが黙々と世界を組み立て、壊し、また作り直す。その営みを遠くから眺めていると、この公園そのものが、慌ただしい日常を一度ほどいてくれる大きな余白のように思えてくる。











