木の実公園は、地形そのものが物語を語り出すような、段々に広がる立体的な公園である。下から見上げれば緑は幾層にも重なり、足を進めるごとに景色が少しずつ変わっていく。
階段の途中に現れる吊り橋遊具は、この公園の白眉で、高さと風景が結びつき、渡る者を一瞬で冒険者へと変えてしまう。木々の隙間から差し込む光を受けながら橋を渡れば、足元の揺れさえも楽しい試練に思えてくるだろう。
別のエリアに足を運ぶと、そこにはパンダやライオンのスイング遊具が静かに待ち構えている。愛嬌のある姿に誘われて揺られれば、動物たちと森の中を旅しているような錯覚が生まれる。
木の実公園は、登る楽しさ、渡る高揚、揺れる安らぎが連なり、訪れるたびに新しい発見を与えてくれる、奥行きの深い遊び場なのである。











