道が、公園の真ん中を堂々と歩いている。
しかも一直線ではない。大きな道がジグザグと進み、その線を境にして、グラウンドと遊具エリアが分かれている。落合第二公園では、この道こそが公園の骨格なのだ。
普通、公園の道は目的地まで人を運ぶ脇役になりがちだ。滑り台へ行くため、広場へ行くため、その途中を歩く。しかしここでは事情が違う。曲がりながら伸びていく道そのものに存在感があり、グラウンドと遊具という二つの場所を分けながら、同時につないでもいる。
さらに木々が、その道を引き立てている。
木のある道は、それだけで少し歩いてみたくなる。ジグザグならなおさらだ。先まで全部を見通すのではなく、曲がるたびに公園の見え方が少しずつ変わっていく。ほんの数歩の方向転換なのに、散歩には小さな物語が生まれる。
遊具エリアには滑り台、ブランコ、砂場がある。反対側にはグラウンド。遊ぶ場所はきちんと用意されているのに、その間を歩くことまで公園の楽しみにしてしまったような構成が面白い。
多摩市落合三丁目。
何かの遊具を目当てにするのではなく、今日は一本の道を見に公園へ行く。そんな探訪があってもいい。
ジグザグの先に何が見えるのか。それを確かめるためだけに、少し歩いてみたくなる公園だ。










