落合第四公園は、土地そのものが遊び心を秘めている公園である。横に長く伸びた敷地は緩やかな傾斜を抱え込み、その傾きが、この場所の物語を静かに駆動している。
斜面に沿って設えられた人研ぎの滑り台は、横長という珍しい姿で、視界と身体を同時に運び去る。滑るという行為が移動であり、風景鑑賞であり、思索の中断でもあることを教えてくれる。
傾斜を縫うように続く散歩道は、歩くだけで地形の起伏を味わわせ、同じ距離でも時間の流れを変えてしまう。高低差が視線を揺らし、街の輪郭を少しずつずらしていく。平坦では得られない感覚がここには満ちており、何度も往復したくなる衝動にかられる。地形を使い切ったこの公園は、歩く者の想像力まで自然に引き出してくれる。









