ろくせぶ公園
アップデート:2022/07/13
ろくせぶ公園は歴史を感じながら憩う公園です。遊具はありませんが童子がお日様を崇めるオブジェ、旧関戸橋が保存されています。「ろくせぶ」とは昔の面積単位「六畝歩」の意味です。

ろくせぶのなかま 2005年 藪内佐斗司 作




関戸橋(下流橋)彩柱とバルコニー・欄干部の保存について
この度、市民のご要望と市の判断により、旧関戸橋(下流橋)の親柱(橋名の入った柱)一対・2基と、バルコニー・欄幹部が「ろくせぶ公園」に仮保存されました。
なお、「ろくせぶ公園」は、仮の保存場所であり、関戸橋の架け替え工事終了後(およそ10年後)に、最終保存場所として、現在の関戸橋の近くに再移設することも検討しています。
今後も多摩市民にとって思い出深い橋を後世に継承、穂算していきたいと考えていますので、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いします。(公園案内版)


「お天童さんと上向き童子」
関戸を愛する諸人が 心ひとつに十五年
平成十七年の夏空の下 明日の子らに託した夢と
歴史を伝える希望のまちが いまこの時に竣功しました。新しいまちの真ん中に まーるい憩いのこの場所は
鮎もはねる多摩川の 清い流れに育まれ
豊かな稲穂実らせた 明治の御代の終わりごろ大きなうねりにみまわれて 青い稲田も石の原
恵の土地にといま一度 「六畝歩(ろくせぶ)」ごとに耕した
この百年の先人の 生きる力をこのまちに
思いを込めて「ろくせぶ」と 公園の名に残しますまーるい緑の公園で 空を見上げて目をつむり
耳を澄ませて想ってごらん
上向き童子がお天道さんを 今日もどこかで見上げてる
「明日は晴れるよ あらしでも」 多摩の横山 向ノ岡で
うさぎとかえるが遊んでる そんな姿が見えるでしょ
(公園案内版)