諏訪商店街の喧騒のただ中に、ふいに現れるのが諏訪第七公園である。買い物袋の重みと人波に少し疲れた身体を、ここは何事もなかったかのように受け止めてくれる。
遊具は一切なく、その代わりに小さな丘が静かに鎮座し、訪れる者に用途を限定しない自由を与えている。丘を上り下りするだけで、不思議と足取りは軽くなり、商店街で溜め込んだ思考の澱が風にほどけていく。
ベンチに腰を下ろせば、行き交う人々の気配が遠くなり、ここが休憩という名の避難所であることを実感するだろう。華やかさも刺激もないが、だからこそ諏訪第七公園は、商店街の日常にそっと差し込まれた余白として、確かな存在感を放っている。










