豊ヶ丘第八公園は、身体を動かしたいという衝動が自然と湧き上がる、朗らかで快活な場所である。野球の壁が静かに構え、その前にサッカーゴールが並ぶ光景は、競技の垣根を軽やかに越えた自由さを感じさせる。ここでは一つに決める必要がなく、思うままに体を預ければよい。
視界いっぱいに広がる芝生は、空の青さをいっそう引き立て、走る者にも、寝転ぶ者にも平等に優しい。風が渡り、笑い声が遠くで弾み、時間は少しだけ伸びをする。競い合うためでも、記録を残すためでもなく、ただ動くことそのものが楽しくなる不思議な空間である。日常の思考がほどけ、呼吸が深くなるのを感じながら、心身ともに解放される。気がつけば、また来ようと思っている自分がいる。












