鶴牧第一公園に足を踏み入れると、まず半球状のドームを描くパーゴラが静かに迎えてくれる。その姿は街路に流れる音や気配をやわらかく受け止め、ここだけを別の時間に切り替える装置のように佇んでいる。道路のすぐそばにありながら、公園の中心には穏やかな空気が溜まり、自然と歩みがゆっくりになる。パーゴラの内側では、光と影がゆるやかに巡り、腰を下ろせば長居を許されている気分になる。
周囲では滑り台や遊具が素直な動線で配置され、子どもたちの動きが途切れることなく続いていく。その活気さえも、このドームの下では騒がしさに変わらない。鶴牧第一公園は、都市の只中で深呼吸を思い出させてくれる場所であり、用事の合間に立ち寄ったつもりが、いつの間にか予定を忘れてしまう、そんな優雅な余白を抱えた公園である。











