小さな複合遊具のそばに、小さな砂場がある。 藤が丘第五公園では、この「小さな」が妙に心地いい。何かひとつが公園を圧倒するのではなく、遊具も砂場も、自分に与えられた場所へすっと収まっている。
しかも公園の位置が面白い。 マンションの庭のような場所にあり、街を歩いていると、公共の公園というより誰かの庭先へ迷い込んだような感覚になる。もちろん、そこはきちんとした公園だ。それでも、この距離の近さが藤が丘第5公園の空気をつくっている。
複合遊具も、小さいからといって役割が小さいわけではない。限られた空間の中に遊ぶための仕掛けがまとまり、その横には砂場が待っている。遊具で身体を動かし、今度は砂とじっくり向き合う。小さな場所の中で、遊び方はちゃんと切り替えられるのだ。
横浜市青葉区藤が丘二丁目。 大きな公園なら、入口から奥まで歩くだけでもひとつの探検になる。しかし、こんなコンパクトな公園には別の面白さがある。全体をひと目で感じられるからこそ、遊具ひとつ、砂場ひとつの存在が近い。 街歩きの途中、マンションの庭のような場所に小さな公園を見つける。 そのくらいささやかな発見が、妙に記憶に残ることもある。







