松江公園

アップデート:2026/07/30

松江公園

松江公園を歩いていると、子どもたちが遊ぶ声のすぐそばで、街の記憶も静かに息づいていることに気づく。
園内でひときわ目を引くのは、カラフルな三角屋根を載せた複合遊具だ。堂々とした姿は、公園のシンボルと呼びたくなる存在で、登ったり渡ったり滑ったりと、子どもたちの遊びを次々と生み出していく。鮮やかな色彩は青空にもよく映え、公園全体を明るく見せてくれる。

その周りにはパーゴラがいくつも設けられている。暑い季節、公園で遊ぶ時間は木陰や日陰の存在にずいぶん助けられる。遊び疲れたら少し休み、また遊び始める。その繰り返しを受け止める場所がきちんと用意されていることに、この公園のやさしさを感じる。

そして、もうひとつ足を止めたくなるものがある。公園の北側に残された一本のレールだ。

かつて、この場所の北側には路面電車が走っていた。その記憶を伝えるために残されたレールは、今ではどこへも続いていない。それでも不思議なことに、眺めていると、その先へ線路が伸びていた頃の街並みを想像したくなる。レールとは本来、人や街をつなぐものだが、役目を終えた今は、過去と現在をつなぐ存在になっているのかもしれない。たった二本の鉄の線なのに、そこから街の時間が立ち上がってくるように感じられる。

松江の住宅街に寄り添うこの公園では、子どもたちが今日を楽しみ、その足元では街の昨日が静かに語られている。遊具で遊び、木陰で休み、帰り際にレールへ目を向ける。その順番で歩くだけでも、この街が積み重ねてきた時間を少しだけ身近に感じられる公園だった。

松江公園

 

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松江公園

松江公園

  • 所在地江戸川区松江七丁目24番9号
  • 面 積1,311.44平方メートル
  • 開園日昭和54年12月6日 今年目

現在地から公園までのルートをGoogle マップで表示します。

投稿日:2026年7月30日

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