はなのき児童公園に足を踏み入れると、そこにはいささか勢いのよい遊びの気配が満ちている。中でも目を引くのは、ぐるりとねじれながら地上へ降りてくるトルネード滑り台である。ただ滑るだけでは済まず、視界と身体感覚がくるくると撹拌され、降り立った頃には、ほんの少し世界の向きが変わったような気分になる。
さらに園内には、クレーン風のシーソーまで控えている。遊具でありながら工事現場めいた無骨さを漂わせ、その妙な本気度が、かえって心をくすぐる。どの遊具も、ただ安全に整っているだけではなく、少々大胆に遊びへ踏み込んでくるのである。
隣には総合体育館や福祉館が並び、地域の日常と公園の躍動とが自然に接続されている。その中でこの公園だけが、少しばかり攻めた遊び心を隠そうともせず、気づけば訪れる者を、小さな興奮の渦へ巻き込んでいくのである。











