東上野児童遊園
アップデート:2026/09/28

フェンスに囲まれた細長い空間を進んでいくと、どうも動物の気配が濃くなってくる。
東上野児童遊園では、滑り台にも、スイング遊具にも、ステップ遊具にも動物がいる。ひとつ見つけて終わりではない。次にもいる。その次にもいる。細長い公園を歩くことが、いつの間にか小さな動物探しになっていくのだ。
上野と聞けば、やはり動物を思い浮かべたくなる土地柄である。だからなのかどうかは分からない。それでも、これだけ動物たちが遊具に顔を出していると、この場所にも上野らしい空気が少し流れ込んでいるように感じてしまう。
しかも面白いのは、公園の形だ。
横へ大きく広がるのではなく、フェンスに沿って細長く続いている。そのため遊具を一度に眺めるというより、歩きながら順番に出会っていく感じがある。滑り台を見つけ、少し進んでまた別の動物。公園なのに、ほんの少しだけ探検の要素がある。
台東区東上野五丁目。
大きな動物園へ向かうような一日ではなくても、街角で動物に出会うことはできる。
フェンスの向こうに細長く続く小さな世界。近くを歩いたなら、今日は何匹いるだろうと数えながら、ゆっくり端まで歩いてみたくなる。






